エグいことも

ちいとばっかし書いてみようか。
雲上四季のライトノベルのシリーズ化、分冊化id:sinden:20040202とか
鍵の壊れた部屋で見る夢のライトノベルのイラストid:kirisakineko:20040202とか
ウッドストック1979の1月11日(日)http://members.jcom.home.ne.jp/gurenma/diary_17.html#040111とか
えーと、ライトノベルの分冊化について、割と「イラストの点数が増えて読者に対するフックが増えるからという出版社の戦略」
とかって話になってたと思うけど、出版社がそんな風にイラストのことを考えて分冊するかなぁ? というのが俺の感想。
もちろんイラストに惹かれて買う人がいるのは確かなんだけど、逆に出版社は分冊化は好まないと思う。
理由としては「分冊しても、一巻目より二巻目を買う人が増えることは決してない」から。
二巻目は一巻目よりも売れないとわかっているなら、刷り部数を減らせばいいじゃんとかっていうと、そうもいかないし。
できれば出版社は一巻なら一巻、二巻なら二巻という風に区別して売りたいに決まっている。
こっちのほうがよっぽどリスクは管理しやすいし。
 
じゃ、なんで分冊化するのかといえば、これはもう作家と編集(出版社)との関係性によるものじゃないかな?
分冊が決まる過程にしても、最初から作家側からn分冊するという予定を聞いて、編集がそれを承認するとか
あるいはすでに原稿が完成しているけど、その分量から何分冊にしたほうがいいと判断するとか
そういうものが大きく影響してるんじゃないかな?
 
イラストの影響力てのは「その作家の本を読んだことない人にとってはきっかけになるかも」程度の力だと思うんだけどなー。
もし美術点がラノベの購買意欲に大きな影響を与えるなら、もっと装丁とか本文のスタイルにこだわる人がいてもいいじゃん。
あ、スタイルっていえば、ファミ通文庫のスタイルはどうも好きになれない。
フォントが太くて行間が狭いから、妙な圧迫感があるわ。
天地ノド小口の空きにも余裕がないし。