Winny解説ページの作者宅も著作権法違反幇助で家宅捜索

http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/05/12/0036258&topic=19&mode=thread&threshold=-1
各所より。
Winny関連の記事のなかでこれが一番驚いた。
なんでTipsのページが?なら出版物はどうするつもりだ?
そうした疑問が当然のようにあがるが、
要するに京都府警は、ネットワーク上でのグレイゾーンにある行為に対し
「俺達はいつでもお前らをパクれるぞ」
と脅しをかけているわけだろう。
一罰百戒の論理だ。Winnyに関係している人々にとってはいい迷惑だろうが。
(特にWinnyP2Pによるデータ転送技術において高水準のソフトなわけだし)
ただ、京都府警の今回のやり方を勇み足とするか、
それとも現状における精一杯の活動とするか、まだ判断できないとも思う。


なぜなら、現時点ではまだWinny関連出版物に対する逮捕や任意同行が
行われていないのが、それらへの立件が難しいことを証明している気がするからだ。
そもそもアンダーグラウンドのハウツー本なら今までにもいくらでもあった。
脱税や殺人や失踪や薬物に関する暴露本ならいくらでも売られている。
だが、ほとんど規制されたためしはない(と思う。少なくとも俺の関知する範囲内では)。
しかし個人活動のサイトなら、提訴できなくても押収や任意同行させることで
彼らの活動を阻害することはできる。
たとえ逮捕はできなくても、そうしたものに関われば不利益をこうむるのだと見せ付けられる。
それによって利用が控えられれば、彼らとしては成功といえるのだろう。


勿論、彼らの捜査活動に対して「そのような政治的意図があろうがなかろうが、
不当な活動に対しては断固反対する」という姿勢も持てる。
いままでWinnyの恩恵にあずかっていた人々が、その権益を守るために動くか否か。
そこからが本当の“自己責任”による行動ということになるだろう。






うわ、オチが朝●の社説みてえだ。くせぇくせぇ